バンクガイド

 最高のバンクが、あなたをお出迎えいたします。
 小倉競輪場(北九州メディアドーム)のバンクは、「走りやすさ」をテーマに設計されました。したがって、設計速度は選手の脚力の向上を考えてできるだけ速いこと、緩和曲線(コーナーから直線に移るつなぎ部分)が長くてスムーズなこと、直線部分の勾配は外側へのふくれをおさえるため出来るだけ大きくすること等がレースを白熱化させ、選手にとっても好まれるバンクと言われています。以上の要素は相反する内容となっており、400mの中でどのように組み合わせてバランス良く設計するかがポイントです。
 小倉競輪場のバンクは全国50箇所の既設競輪場のデータから最も良い組み合わせで設計されました。

バンクデータ


■周長
400m
■長軸長
160.38m
■短軸長
74.38m
■曲線種別
新マッコーネル曲線
■幅員
ホーム
11.0m
バック
10.0m
センター
8.0m
退避路
2.0m
■直線
ホーム
31.22m
バック
31.22m
■緩和曲線
66.00m
■円曲線
1センター
36.78m
2センター
36.78m
■最小曲率半径
34.00m
■傾斜角
ホーム
3°26'01"
センター
34°01'48"
■設計算出速度
15.0m/秒(54.0km/時)

※マッコーネル曲線とは
現在、全国の競輪場において主流となっている緩和曲線の種類です。緩和曲線の始点および終点において、他の緩和曲線にくらべスムーズな走行が可能です。


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